ヨミガエル
春です。田んぼに水が張られ、カエルたちが賑やかに鳴き交わす時期です。アマガエル、ヒキガエルなどカエルには多種あります。教会にはヨミガエルというカエルです。蘇る、即ち復活です。誰もが死んだと思ったイエスさまが死から蘇ったことを祝うのが復活祭です。主イエスの復活によって弟子たちが大きく変わりました。ヨハネ20章19節以降にその劇的変化の記述があります。先生が殺されたのち、自分たちも殺されるのを恐れて、閉じこもり、息をひそめて過ごしていた弟子たち。そこへイエスさまの出現です。彼らはびっくりし、やがて大喜びしました。先生が生きている。死に負けなかった。死さえも打ち砕き、そこに立っている。この主に出会って、彼らは大きな悟りを得ました。イエスはキリスト(救い主)であることを。その後、彼らは変身した。扉を開け、群衆の前に出て、このキリストのことを語りだします。もう群衆も怖くない。もう死も怖くない。ただ、命そのもののキリストを語ることしか心にないのだから。